2018年6月、大阪国際会議場で漢方の素晴らしさを伝えつために日本東洋医学会学術総会期間中に市民公開講座が行われます。
どんな食事、運動、生活をすれば健康によいのか、 ハンディキャップを持つ子ども達や家族と向きあってきた漢方の実践経験から小児神経科医が語ります。
子供の問題行動を考える時、その背景に不安やストレスがあります。病気や問題行動を西洋では善悪や好き嫌いと2元論で捉えますが、漢方では陰陽の考え方が用いられます。西洋的にストレスを一方的に悪いものと考え取り除くのではなく、漢方の立場では陰陽の考え方で心身全体のバランスをとると考えます。漢方薬と漢方を支えるこの哲学を通じて、漢方の素晴らしさを伝えます。
また、子供の問題行動への対応だけでなく、講演の前半にはインフルエンザや喘息体質に用いられる漢方についても講演予定です。
(抄録より一部引用)
第69回日本東洋医学会学術総会市民公開講座
『東洋医学の活用で、子育てに「朝がきた」お話』
~漢方による子育てのパラダイムシフトの提案~
日時:2018年6月10日(日) 14:25~16:25(開場14:15)
場所:大阪国際会議場5階 小ホール [第2会場]
座長:田中 邦雄 先生(明治国際医療大学附属統合医療センター 教授)
講師:川嶋 浩一郎 先生(つちうら東口クリニック 院長/元筑波大学心身障害学系(現人間系障害科学域)講師/茨城県立こども病院 小児神経精神発達科(非常勤)/日本東洋医学会 茨城県部会/第43回日本小児東洋医学会学術集会 会頭/横浜薬科大学 客員教授)
定員:300名
詳細:開催案内・申し込み