夏休みの自由研究で何をするか迷っている人に
これから夏休み。自由研究で何をするのがいいのか思いつかない。どうやってまとめたらいいかわからない。テーマとしてクスリや化粧品はどうでしょうか。企業や団体のミュージアムや資料室、薬局を紹介します。インターネットだけでは調べられないあなただけの着眼点が見つかるかもしれません。
自由研究のまとめ方
JENNI loveのイメージモデルやニコ☆プチ専属を務める琴楓さんが自由研究をしています。薬の形やお薬手帳などについて薬の自由研究ガイドで詳しく解説しています。大切なのはテーマ。そしてテーマを選んだ訳や実際に研究したこととその結果です。最後に感想も書いておきましょう。実際に自由研究のイメージが湧いたら、次にテーマを探しましょう。
体験してクスリや化粧品のテーマを探す
東京・大阪にはミュージアムや博物館、資料室が多くあります。夏休みの期間中に出かけて、体験型の施設や多くの資料からヒラメキを得てください。実際の体験がワンランク上の自由研究としてくれることでしょう。
会館日時や場所、入場料などはリンク先よりご確認ください。
会館日時や場所、入場料などはリンク先よりご確認ください。
薬の博物館や資料
- 明薬資料館
場所: 東京・清瀬市
内容: 18世紀中頃からの薬を作るための道具や看板などが展示されています。昔の実験器具や世界の薬学・ 医学・化学関係の古典および日本の 医学書の古典などもあります。 - くすりミュージアム
場所: 東京・日本橋
内容: 「くすりの働きや仕組み」「くすりづくり」「くすりと日本橋」などについて見る、聞く、触れることで楽しく、分かりやすく、学ぶことができる体験型施設です。
動画 Daiichi Sankyo くすりミュージアム - 内藤記念くすり博物館
場所: 岐阜県
内容: 「くすりに関する日本のみならず、世界の資料、および過去より現代にいたる資料を広く収集し、実物に合わせて展示し、今日の、薬学および薬業の姿は、現在までどのような経過をたどってきたか、将来はどうあるべきかを学会や業界、ひとしく一般の人々にも正しく理解してもらう」ということを理念に1971年(昭和46年)に設立されました。薬草・薬木から、生薬、ペニシリン、アルツハイマー治療薬、抗ウイルス薬、抗体医薬等を一般の人々に解りやすく理解してもらうように活動しています。 - 科学技術館 3F くすりの部屋
場所: 東京・竹橋
内容: くすりの研究室をイメージした展示室で、私たちに身近なくすりについての様々な知識を紹介しています。人間とくすりの歴史や、くすりのいろいろな形、くすりが患部に作用するメカニズム、くすりの安全な使用方法、くすりができるまでの過程などについて、見て触れて楽しみながら理解できる展示室です。 - くすりの道修町資料館
場所: 大阪・北浜(道修町)
内容: くすりの町として知られる道修町の資料館。大塩平八郎の乱や、大阪の大空襲などの災禍からも免れ、およそ300年前からの文書が保存されています。 - 田辺三菱製薬史料館
場所: 大阪・北浜(道修町)
内容: 2015年5月12日開館。明治初期の道修町をを再現。当時の看板や軒先に置かれていた提灯などとともに、田邊屋十二代田邊五兵衛がルーツを語る映像が皆さんをお迎えします。そのほかにも、体のしくみやくすりの効き方を3D映像で説明する「バーチャル解体新書」、くすりに関するクイズやパズル「タッチ&トライ」が体験できます。 - 杏雨書屋(公益財団法人 武田科学振興財団)
場所: 大阪・北浜(道修町)
内容: 杏雨書屋では「医学・薬学にまつわる素材と道具類」をテーマに常設展示を行っています。江戸時代からの医学・薬学関係の道具類や本草書、解体新書、医家肖像等もあります。 - 薬博物館((株)済生堂薬局小西本店)
場所:神奈川・小田原
内容:寛永10年(1633年)創業、400年近い歴史を誇る老舗の薬局が所蔵品を公開するミニ博物館。年期の入った百味たんす、薬剤をすりつぶす乳鉢や秤など、薬関係の貴重な骨董品が展示されています。 - 中冨記念くすり博物館
場所: 佐賀県
内容: 江戸時代、富山売薬(富山県)、大和売薬(奈良県)、近江売薬(滋賀県)とならんで江戸時代中期より発展した田代売薬。日本四大売薬のひとつです。2002(平成14)年4月10日に開園した薬木薬草園とともに見学できます。 - 商いと暮らしの博物館(内子町歴史民俗資料館)
場所: 愛媛県
内容: 江戸後期から明治期の商家をそのまま利用し、大正10(1921)年頃の商家(薬屋)の暮らしを人形と当時の道具類を使って再現。内子町の歴史や民俗、郷土の生んだ人物について、模型、映像などを用いて説明しています。 - 甲賀市 くすり学習館
場所: 滋賀県
内容: 忍者の携帯食「兵糧丸」を題材にした体験学習などを行っている。配置売薬などの歴史を学ぶ展示があります。
化粧品の体験や資料
- ポーラ文化研究所
場所: 東京・五反田
内容: 化粧文化の専門図書館として図書約15,000冊を所蔵し、無料で一般公開しています。気軽に楽しめるミニ展示などを行っています。
開架日: 毎週水曜日 10:30~17:00 - 株式会社伊勢半本店 紅ミュージアム
場所: 東京・南青山
内容: 口紅についての企業博物館。伝統的な紅について知ることができます。口紅の「ベニ」とは紅花の花弁に含まれる赤色色素で日本には3世紀中頃に半島を経て伝わったと考えられています。そんな伝統的な紅について調べてみてもいいかもしれません。 - ヤクルト湘南化粧品工場
場所: 神奈川県藤沢市
内容: 化粧品生産ラインの見学、オリジナル成分の体感、体感タイム(化粧品の体感)、飲料サービスなどを盛り込んだ、約90分のコースが体験できます。 - ヤクルト工場見学へようこそ 工場見学のバーチャルWebサイト(ヤクルト工場)