企業主催のスタートアッププログラムのご紹介
2018年7月大手外資系製薬メーカーであるバイエル薬品株式会社が「G4A Tokyoディールメーカー2018(ディールメーカーデー)」と題して、スタートアップ企業とのマッチングプログラムを実施します。募集の目的は革新的なデジタルヘルステクノロジーを支援し、ヘルスケアの発展に貢献することです。
本年のディールメーカーデーはコラボレーションを前提としたデジタルソリューションの応募なので、AIや機械学習系、ロボテックスなどスタートアップ企業が大手外資系製薬メーカーとタイアップできるチャンスが広がります。課題を見ると研究開発や製造技術まで企業活動の深いところまで関わりがもてます。
第5回となるグローバルプログラムですが、もともとは2013年にドイツ・バイエル社のグローバルプロジェクトとして始動し、2016年には日本でも「G4A Tokyo」として開始しました。これまでも「ライフサイエンスに関するテーマ」として毎回異なる課題を提示し、助成金プログラムを実施しました。
募集の詳細は、「G4A Tokyo Dealmaker 2018プログラム」のリンクより詳細をご確認ください。
応募概要
応募者への期待
ディールメーカーデーに応募する方に期待されるのは、以下のことです。
- バイエル薬品とのコラボレーションを通してヘルスケアにおけるニーズを解決する
- バイエル薬品とのビジネスチャンスを探索する
- スタートアップ企業のアイディアやツールの開発を支援する
選考基準
選考では「独創性」、「実現可能性」、「インパクト」、「妥当性」、「関連スキルと専門知識」、「プレゼンテーション品質」が求められます。
課題
課題は大きく研究開発と製造に分けられます。
研究開発
- 臨床試験における候補被験者の特定と組入れ促進
- 臨床試験における被験者の意欲向上とリテンション
- 臨床試験における治験関連文書管理の効率化
- データの汎用的活用のためのデータ統合
- 申請文書作成の質向上と作業効率化
製造
- 保全業務の効率化
予知保全
スケジュール管理 - 保全作業の標準化
技術伝承と手順書作成
スキル認定と作業支援 - 保全記録作成の自動化
スケジュール
応募は2018年7月11日からで既に開始されており、本年の締め切りは9月30日午後11時59分までとなっています。
特典
ディールメーカーデーで得られる特典は以下の3つです。
- ネットワーキング
デジタルヘルス分野の様々な方との交流の機会を提供します。 - コラボレーション
バイエルとのコラボレーションの可能性があります。 - ジャンプアップ
活躍の場が広がるチャンスでもあります。