最近、気になっていることを雑記的に書いていきます。取り止めがなくなってしまいました。
なな色健康家族(主演/森七菜さん)
インスタグラムが前触れもなくアカウントごと削除された森七菜さん。どこかで最近の姿がないかと思っていたら、ありました。日本医師会が制作したミニドラマ「なな色健康家族」で、森七菜さんが主演しています。テーマは、医療関係らしく、「かかりつけ医」「がん検診」「風しんの抗体検査・予防接種」「准看護師」となっていました。
最初に音楽番組で出たのを見た時には、何が魅力か分からなかったし、ヒロインの妹役も吉岡里帆さんのように丸メガネで二番煎じ的な印象を受けていました。でも、「この恋あたためますか」あたりでしょうか。いつの間にか気にるようになっていました。
森七菜さんプロフィール
2001年8月31日生まれ大分県出身。2016年に大分県でスカウトされる。2019年7月に公開された映画『天気の子』のヒロイン 天野陽菜役に抜擢。
睡眠誘導剤の混入したイトラコナゾール
コロナのためか、全然話題になりませんが、水虫の飲み薬に眠たくなる薬が間違って入っていました。水虫の薬を作るときに間違い、流通に乗ってしまったとのことです。実際、患者さんの手元まで届き、薬を飲んで運転して事故になった方もいます。
薬が生産から販売までの垂直分業ではなく、水平分業になっていることが問題ではないかと思っています。(水平分業は専門性が高まると生じますが、結局会社間のやりとりになった時にブラックボックス化するのが本質的な問題と考えています。)今や製薬企業にブランドだけが残り、生産などを外注していることが多くあります。販売会社が異なっても実は同じ製品を作っていたと言うようなことも出てきます。
製薬企業で管理していると思っていても、このような事態が起こります。手順が正しく踏まれていたのか、どこで間違いをチェックできなかったのか、スルーしたのは何故なのか、いろいろ考えさせられます。
こう言う話題が出ると、薬が偽物であったときの怖さが分かります。
少し別の話になりますが、今回のように別の物が入っていたら。例えば、えらく勧められて、効くと思っていた薬が効かない物だったら。薬をどこでも売れるようにしたいとか、過度に利便性を追求すると、いろいろな物が見えなくなります。今回の場合は、正規品の中身がすり替わっていると言うもっと恐ろしい状況です。見た目だけでは粒々で分からないとはずです。
(2021年4月25日追記)
ヒューマンエラーと言われたら、現場の人がかわいそうになります。「再発防止策ではなく、製薬企業として新たに生まれ変わること」ともありました。
小林化工株式会社「調査委員会による調査報告について」
そういえば、日医工はどうなったのでしょう…。
Go To トラベルとCOVID-19
(若干、と言うか、ほとんどポエムです。診断のための検査ではなく、防疫のための検査をGoToトラベルに適応するとどうなるかシミュレーションしてみました。)
移動する人がほぼほぼ間違いなく陰性であることを確認でき、かつ、旅行中の接触者が誰か把握できるような仕組みを持てれば、安心してGoToトラベルを再開させることができます。
防疫的な検査体制は、余裕がない時には優先順位が求められます。重症化リスクを避ける意味では、病院・介護施設の職員・患者・利用者などが優先される方がいいでしょう。防疫的検査体制が逼迫している場合は、空港>病院・介護>GoToの順になるのが自然で、GoToを再開する時期は、医療機関の逼迫はいつ収まるのか、医療機関・介護などの施設での防疫体制はいつ整うのか、いつGoToトラベルに体制を回せるのかを順に追っていくと大体予想できます。
国内旅行であったとしても、普通の人が、海外へ旅行に行く時に求められる基準からGoToトラベルの支援をすることを想定してみます。感染の広がりを抑えるには、律令国時代の関所ではないですが、文化圏の近い地域でブロックに分けて、小さい地域から徐々に往来を試みるようにすれば、感染が広く飛び火することもないでしょう。万が一、うまく行かない場合も検証ができます。
GoToトラベルに行く直前や例えば1週間に1度定期的に検査を受けていることなどGoToトラベルの適応を認める条件をきちんと決める必要があります。ただ、陰性の証明として、PCRを使用したとしても、GoToトラベルとして補助金を国が出すのであれば、機器や検査手技によってバラツキがないようにする必要があります。防疫を本格的に行おうとすると、どこまでの検査機器、検査会社の補助を認めるかなど、科学と為政のぶつかる可能性があります。
検査証明や行動履歴をどのように管理するかと言う問題もありますが、コールセンターや支店を持っている旅行会社が積極的に関わってもらうようにしたいです。(割引)チケットを販売しているのであれば、GoToトラベルに限らず、移動に伴う社会的な責任があるように思います。コロナも長期化しているので、保健所などのノウハウも蓄積されているのではないでしょうか。コールセンター業務は、応対マニュアルがあるはずなので、行動履歴など保健所で行っているような項目を追記すれば簡易なデータベースはできるように思います。発券のための業務管理系のシステムがあれば、大規模にシステム改修をしなくても、備考欄とか文字列を入力できるスペースが通常はあるように思います。保健所が確認したい時に、旅行に関してはすぐに追跡できるようにしたらいいと思います。
もう少し医療の逼迫や重症者の問題が落ち着いたら、GoToトラベルへの風当たりの強さと言うか不安の原因を一つ一つ摘み取っていく必要があると思います。飲食での休業要請のように感染者数を減らす効果は左程ないかもしれませんが、GoToトラベルを行うのであれば安全は担保したいところです。
GoToイートは正直よく分かりません。現状はポイント付与の方法を事業者に聞いて、外食させようとしているように見えます。20時以降の飲食を停止している現状と矛盾する施策にも見えます。感染防止はともかくとして、防疫にどうしたらつなげられるのか、そのような視点がないように思います。
(このような文章がそもそも需要あるのか疑問ですが、医療機関、介護施設などについても書きたいと思っています。)